スキャンしたPDFを見やすく整える方法
紙資料をスキャンすると、ページの向きが混ざる、余白が大きい、白紙が入る、少し斜めになる、容量が大きい、といった問題が起きがちです。全部を一度に直そうとせず、順番に処理すると失敗しにくくなります。
おすすめの作業順
- 不要な白紙ページを確認して削除
- 90度単位で向きが違うページを回転
- 少し斜めのページを必要に応じて傾き補正
- 余白が大きければ自動余白削除
- 最後に容量を確認し、必要なら圧縮
白紙ページは自動判定を過信しない
薄い文字や小さな印影しかないページは、白紙に近いと判定される可能性があります。自動検出を使った場合も、削除前に候補ページを目で確認してください。
傾き補正では文字検索できなくなる場合がある
ぱっとPDFの傾き補正や一部の画像処理は、ページを画像として再構成します。そのため元PDFに文字情報があっても、処理後は文字検索やコピーができなくなることがあります。検索性が必要なら原本も保存してください。
スキャンPDFを整える
ページ操作、回転、余白削除、傾き補正などを利用できます。
PDFページ回転を開く最後にPDF診断で確認
PDF診断では、容量・ページサイズ・向き・メタデータなどを確認できます。提出前や共有前のチェックに使うと、ページごとのばらつきを見つけやすくなります。
スキャン原本は捨てずに残し、加工後PDFとは別に保管するのがおすすめです。特に契約書や証憑類では、元データの保存ルールを優先してください。
スキャン書類の整理例
両面スキャン資料では、空白の裏面が混ざっていたり、途中のページだけ向きが違ったりします。まずページ一覧から不要なページを削除し、次に回転で向きを調整すると、途中のページずれに気づきやすくなります。
端の文字に注意
余白が広い場合は余白削除を試せますが、スキャン時に端へ書かれた注釈や押印を削ってしまう可能性があります。最初は1ページの削除候補範囲を確認し、出力後に四隅を確認してください。
目的別の仕上げ
メール送信なら容量、印刷なら余白と用紙サイズ、社内検索なら文字検索可能かどうかを重視します。画像化が伴う処理では文字検索情報が失われる場合があるため、原本を保存しておきましょう。